顔の皮膚の老化には毛穴の開き、シミ、シワ、たるみなどがありますが、身体の場合、老化の兆候として現れてくるのが、毛細血管の拡張と足に浮き出る血管“下肢の静脈瘤”です。また、下肢の静脈瘤は、遺伝的な要因のほかに、立ち仕事の多い方(特に妊娠出産経験者)に多く見られる疾患です。腕やふくらはぎや膝のうらに、いつのまにかスパイダー・ベイン(くもの巣のような血管)がでてくる、浮き上がった血管が異常に目立っている、などということはないでしょうか。昔は、下肢静脈瘤の場合は1~2週間の入院による血管抜去術以外に有効な治療法はなく、神経障害、血流障害などさまざまな合併症がありました。しかし現在では、一部の静脈瘤に対しては通院での治療が可能となりました。また、毛細血管拡張症などの細い血管も、美容目的の治療の対象とされてきています。当医院では2つの治療法を行っています。
近年アメリカで手の美容外科、静脈瘤の治療を目的としたレーザーが開発され、当医院にもIPL/YAGを導入しています。IPL/YAGでの治療では、特殊なレーザー静脈に照射することにより、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンに反応させ、その部分と、体の血液を凝固させます。その後1~2ヶ月程度経つと、血管は体に吸収されていき、目立たなくなり、消失していきます。主に顔と体の青静脈は、IPL/YAGで治療を行います。
症例2