アンチエイジング医療において最近大変注目されている健康のバロメーターです。自分が気付かない間に溜まってしまったストレスや疲れを即時にキャッチし病気を防ぐことが出来ます。自由に動き回る電子を持った分子構造のことです。フリーラジカルは非常に不安定で、他の分子とすばやく反応しやすく、破壊的な作用をもたらします。電子エネルギーのバランスがとれていないフリーラジカルは、体内の細胞を駆けめぐって自分に合った電子を盗みだし、電子的均衡を得ようとします。自分のバランスを得るためには、他の安定した分子でも構わず粉砕します。その過程で更に多くのフリーラジカルを生みだし、破壊活動を更に続けて行くわけです。別 の見方としては、フリーラジカルの与える損傷を酸化、つまり、物質に酸素を加えるプロセスとして考えることもできます。酸化は腐蝕と言い換えることができます。ある意味で、老化はかつて完全な形だった金属がさびついていく過程に似ています。なぜなら、酸素自体の形がフリーラジカルであり、実際には私たちが生きていくために欠かせない呼吸や、健康的といわれるエアロビック体操からも老化につながるフリーラジカルが生じているのです。
活性酸素・フリーラジカルが体内で過剰に作られる状態は
(1)偏った食事
(2)過度の心身ストレス
(3)不健康な生活習慣
(4)激しすぎる運動
(5)過度なアルコール摂取
(6)喫煙
(7)環境汚染
(8)過剰な太陽光照射
(9)避妊薬やホルモン治療薬などの薬物療法など
過度な活性酸素・フリーラジカルが与える体への影響としては
(1)体内のたんぱく質やアミノ酸を変性
(2)体内の脂質を過酸化
(3)核酸(DNAやRNAなど)を分解
(4)酸素を失活 など
活性酸素やフリーラジカルの過剰な生成は、将来様々な疾患へとつながります。
(1)老化
(2)動脈硬化
(3)皮膚の変性:シミ、しわなど
(4)脳神経:パーキンソン病、アルツハイマーなど
(5)眼疾患:糖尿病性網膜症、白内障など
(6)呼吸器:気管支喘息、喫煙による気道障害など
(7)循環器:心筋梗塞、高血圧など
(8)消化器:胃潰瘍、大腸炎、脂肪肝など
(9)腎臓:腎不全、尿毒症など
(10)糖尿病
(11)アレルギー、リウマチ性疾患
(12)免疫不全など
(13)発ガン
(14)後天性免疫不全症候群(AIDS)