Dr.Andyの活動記録
中国、安慶懸におけるB型肝炎予防接種運動
国際ロータリー現地調査の代表としてボランティア活動を活発に行っております。
最近の活動
2005年9月25日~27日
中国、安慶懸において B型肝炎予防接種運動
( 安慶は、中国から内陸に入りやや東に位置する人口約 700万人の都市です。 )
調査目的
近代化の進んでいる中国ですが、この安慶の地域を含め内陸に至ってはまだ病院、学校その他設備は十分ではありません。
これらの地域では、衛生面の悪さから様々な病気の感染が蔓延しており、特にB型肝炎キャリアの数は年々増加の傾向にあります。
そのため、学校や保険所など施設や衛生調査、地域住民の生活、健康の実態調査に基づき、国際ロータリー財団から30万ドルの支援金を要請するものです。
支援金が有効に使われるよう安慶市長、中国政府、地元ボランティア、衛生局長との会合後、子供達の学校生活、寮生活、保健所の衛生状態の調査、過去の予防接種記録の調査(現在まで実際に予防接種が行われているか)を行いました。
支援金用途
支援金は、現地の小学5年生、約18万人に対するB型肝炎予防接種の資金として使用されるものです。
調査を終えて
B型肝炎感染後は十分な治療が受けられず死亡に至るケースは少なくありません。感染により親を亡くした子供達も多くいます。この支援金によって予防接種を行うことで、感染から子供達を守ることができるのです。
私が訪問した小学校の子供達1人1人の輝く目には、これからの安慶を発展させてゆく強い力を感じました。


写真左:訪問した地域は中国から内陸に入りやや東に位置する人口約700万人の「安慶」という場所です
写真右:国内外のボランテイアが多数の参加


写真左:学校の教室の風景
写真右:中学校寮生活


写真左:以前の予防接種記録調査
写真右:貧困にも負けず一生懸命勉強をする小学生達


写真左:安慶副市長、中国政府、地元ボランティア、衛生局長との打ち合わせ
写真右:安慶副市長から、このプロジェトを必ず成功するように、協力の約束を得られた